![]() |
|
News Release | |
弊社製補聴器の累計出荷台数が
|
|
![]() 弊社が補聴器の国産化に取り組んだのは、まだ戦争の焼け跡が残っている時代でした。当時、小林理研製作所(現リオン)では、曲げたり叩いたりすることで電圧の変化が生じる圧電素子(クリスタル)を用いてピックアップやマイクロホン、イヤホンやスピーカーなどの製造に着手していました。 そして難聴に苦しんでいる方へ国産の補聴器を届けたいとの思いから、クリスタルの耳栓式超小型イヤホンを使用した国産初の補聴器「H-501型」を1948年に開発しました。国産第一号は、縦20cm、横10.5cm、厚さ3.5cmと弁当箱のような大きなサイズで、価格も1台5,000円と当時の大卒初任給が数千円の時代にはかなり高額なものでした。 1953年、新製品の補聴器発売に際し「リオネット」と命名し、補聴器といえばリオネットとして、日本の補聴器の定番ブランドとして広く浸透しました。 その後、国内補聴器市場のトップランナーとして、1983年には人工中耳の開発、1984年にはオーダーメイド補聴器を発売、1991年には世界初のフルデジタル補聴器の発売、1996年には電池をどちら向きに入れても正しく動作するおまかせ回路を搭載した補聴器の発売など、世界の補聴器をリードする製品を開発してまいりました。 2005年には、世界でも弊社のみが持っている防水補聴器技術により、世界初の防水型オーダーメイド補聴器を開発し、新たなユーザーの発掘に結び付けています。 弊社では、日常生活やビジネス、学校教育など様々な場面で、多くの方々に愛用される補聴器を目指していくとともに、乳幼児から難聴児童・生徒向けのサポートとして新生児聴覚スクリーニング装置や聴能訓練機器を提供し、ろう学校などの子どもたちの教育分野においても、引き続き貢献してまいります。 |
|
![]() |
![]() |
日本発の補聴器「H-501型」 | 現在のオーダーメイド補聴器 スーパーミニカナール |
|