リオン株式会社
News Release

2007年12月7日


聴力検査室「AT−64」「AT−64A」の2タイプを新発売


 リオンは、医院、診療所向けに狭い場所でも組立、設置が可能な小型サイズの組立式鋼板製聴力検査室「AT−64」「AT−64A(逆窓逆扉仕様)」の2タイプの販売を開始します。

 今回開発した聴力検査室「AT−64」「AT−64A」は、現在販売されている聴力検査室「AT−63」「AT−63A」に比べて一回り小さく、設置寸法が幅1m×奥行1mの小型サイズとなっています。任意の場所で組立、分解ができ、さらに、消音ダクトと換気ファンを標準装備し、優れた遮音効果で正確な検査が行えます。

聴力検査室「AT−64」

 

主な特長について
1) 設置寸法が幅1m×奥行1mの小型サイズで、既存の室内や任意の場所に組立、分解が可能です。
2) 大きな窓を備えており、被検者の様子を見ながらの検査が可能です。
3) 消音ダクトと換気ファンを標準装備しており、聴力検査室外側の騒音の侵入を防ぎ、室内の空気を新鮮に保つことができます。
4) ジャックパネル部に自動オージオメータAA−46を接続することで、室外から自動聴力検査の操作が行えます。
5) 部屋のレイアウトにより、「AT−64A(逆窓逆扉仕様)」も選択可能です。
商品仕様
遮音効果((財)小林理学研究所残響室にて測定)
気導聴力検査時の室外周囲の許容騒音※
1/3オクターブバンドノイズ中心周波数(Hz)
250
500
1000
2000
4000
聴力検査室(AT−64/AT−64A)の遮音量(dB)
36
46
49
52
56
気導聴力検査時の許容騒音(dB)
19
18
23
30
36
室外周囲の許容騒音(dB)
55
64
72
82
92

(日本聴覚医学会「聴力検査法(2003)」)

 
※オージオメータの聴力レベル0dBの気導検査音が遮蔽されないための1/3オクターブバンド音圧レベル
外形寸法(mm) 1000(幅)×2170(高さ)×1000(奥行)
室内寸法(mm) 820(幅)×1800(高さ)×820(奥行) ※突起物含まず
重さ 約420kg
換気流量 10.5m³/h以上
消費電力 約49VA

設備

オージオメータジャックパネル、オージオメータ接続コード、二重ガラス遮音窓(400×600mm)、室内灯(白熱灯50W×1)、医用アース付き電源コンセント、安全ブレーカー、床カーペット、消音ダクト、室内棚(オプション)

 

[医用検査機器]  [リオン株式会社]