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News Release | |
2008年7月29日 |
「FM補聴システム」を新発売 |
リオンは、2007年8月1日の電波法改正に伴い、補聴援助用ラジオマイクの特定小電力無線局として従来の周波数75MHz帯に加え、169MHz帯の使用が可能になったことに対応して、169MHz帯の「FM補聴システム」を7月から新発売いたしました。 169MHz帯が加わることにより、通信距離が約10mから約30m※に大幅に延びて、狭い教室だけでなく、体育館、多目的ホールや屋上など、ご使用いただける場所が増えました。 ※通信距離は使用環境により異なります。 |
FM補聴システムとは? FM補聴システムは、送信機と受信機により、FM電波を通して、先生の声を生徒の補聴器へ届けます。 つまり、先生と生徒の距離が離れていても、すぐそばで話しているように音声を届けることができます。 主に高度および重度難聴者の方々を対象に、難聴学級やろう学校などで使用されています。 |
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展開商品は、小型軽量タイプで使いやすい受信機2機種(J1、J2)と送信機1機種(S20)に加え、障害者自立支援法の購入基準に該当した受信機1機種(J5)と送信機1機種(S5)となっています。 FM補聴システムは、主に高度および重度難聴者の方々を対象に、送信機と受信機により、FM電波を利用して離れた場所でも雑音に影響されないきれいな音声で聴くことができます。 |
1.小型軽量タイプFM補聴システム(169MHz) |
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FM送信機 S20 ![]() |
FM 受信機 J1 ![]() |
FM受信機 J2 ![]() |
FM送信機S20の主な特長 | |
受信機(J1/J2)のチャンネル変更などが可能です。 | |
雑音を抑えた音信号を送信します。 | |
さまざまな音声レベル(マイク位置の違いなど)に合わせて音量調整できます。 |
FM受信機J1/J2の主な特長 | |
FM受信機用アダプタ(ユーロ変換プラグ CC-D6)を使って、耳かけ型補聴器に簡単に取り付けが可能です。 | |
モード切り替えスイッチで、受信した音声の大きさを変更します。 | |
FM信号を60秒間受信しない場合、自動的に電源が切れます(スリープモード)。10秒ごとにFM信号の有無を検索し、信号を検出すると自動的に作動します。 | |
あらかじめ使用できるチャンネルが設定されており、S20を使って変更できます。 | |
切り替えスイッチで送信チャンネルを自動検出します(J2のみ)。 |
障害者自立支援法対応タイプ(169MHz) 送信機「S5」、受信機「J5」 |
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FM送信機 S5 ![]() |
FM受信機 J5 ![]() |
送信機「S5」、受信機「J5」の主な特長 | |
シンプルで分かりやすいボタンと表示画面で簡単にお使いいただけます。 | |
電源ランプによる状態表示機能を搭載しており、FM信号の送信(S5)や受信(J5)の状態を確認できます。また、充電中の表示や、送信機が消音の状態であることも表示します。 | |
チャンネルとボリュームを固定する“いたずら防止機能”により、誤った操作を防止します(J5)。 | |
付属のタイループ※により、誘導コイル付補聴器を使用して、FM信号を受信できます(J5)。 ※J5は従来のタイループ ML-33には対応しておりません。 | |
別売の外部入力コントローラー CC-56などを使って、外部入力端子(CS44)付の補聴器(HB-17・HB-G4Pなど)に接続が可能です。 |