![]() |
|
News Release | |
2010年3月23日 |
ハンディタイプ「OAEスクリーナー ER−60」を新発売 |
リオンは、乳幼児における感音難聴の臨床診断に最適なハンディタイプのDPOAE※1(歪成分耳音響放射)測定による他覚的聴力検査装置※2「OAEスクリーナー ER−60」を開発し、2010年3月25日から発売します。 ※1:2つの刺激音を同時に外耳道に与えると、内耳(蝸牛)から微小音が誘発されることに着目した測定方法。 ※2:自覚すること無く聴力検査が行えるため、新生児などの聴力検査に最適。 |
■ OAEスクリーナーについて | |
![]() |
乳幼児の難聴は言語発達に大きく影響するため、早期に発見することが重要です。 しかし、新生児などは通常のオージオメータ(自覚的聴力検査装置)で検査することが難しく、他覚的聴力検査装置が必要となります。 OAEスクリーナーは、新生児などの耳(外耳道)に聴覚検査に必要な刺激音を発信し、その刺激音の逆の経路で発生した微小な音を測定することにより他覚的に聴覚を診断します。 そのため、乳幼児の聴力障害を早期発見する聴力検査機器として、幅広く使用されています。 左の画像は「OAEスクリーナーER-60」 |
■ 主な特長 | |
1)迅速な測定が可能 |
|
2kHz、3kHz、4kHzの3周波数の測定は約10秒。 1.5kHz、2kHz、3kHz、4kHz、5kHz、6kHzの6周波数は、約17秒で測定できます。 |
|
2)小型・軽量、電池駆動の手に収まるハンディタイプ | |
本体は、幅75mm、奥行200mm、高さ35mmの手に収まるハンディタイプとなっています。 さらに、本体重量も約300g(乾電池を含む)と軽量化の実現や電池駆動により、検査現場での使いやすさを追求しています。 |
|
3)赤外線にてプリンタやコンピュータにデータ転送が可能 | |
測定結果のデータは、赤外線送受信部より出力が可能であり、別売のプリンタを用いた印刷や、コンピュータなどへのデータ転送が可能です。 | |
![]() |
|
データ出力イメージ図 |
■ 測定方法 | ||||
被検者に合った耳栓を選択し、プローブに装着します。 プローブを被検者の耳に差し込みます。 本体のスタートボタンを押し測定開始します。 測定終了後、測定結果が表示され、必要に応じて測定結果を赤外線にてプリンタやコンピュータにデータ転送することができます。 |
![]() |
■ 医療機器認証番号 ER−60:222AABZX00017000 |