リオン株式会社
News Release
2011年1月19日
    

インピーダンスオージオメータ「RS−41」を新発売


 リオンは、鼓膜の可動性や中耳の状態を知ることができるチンパノメトリー検査※1に特化した小型・省スペースタイプのインピーダンスオージーメータ「RS−41」を開発し、2011年1月20日から新発売します。

インピーダンスオージオメータ「RS−41]
インピーダンスオージオメータ「RS−41]

※1 チンパノメトリー検査について
 イヤープローブにより密閉された外耳道において周波数226Hz、音圧85dBの音を入れ、その音をマイクロホンで受けます。
 さらに、外耳道内圧力を連続的に変化させることにより、鼓膜の可動性を変化させ、その時の音響インピーダンスを測定します。

 音響インピーダンスは等価容積(コンプライアンス)で表示されます。この等価容積の値により、鼓膜の可動性、中耳の状態を知ることができ、耳硬化症、滲出性中耳炎などの診断に用いられています。


◆主な特長
1) 外耳道にイヤープローブを押し当てるだけで測定を開始する自動スタート機能を搭載しています。
2) 圧力変化速度200daPa/秒の高速掃引にて、1検耳を約6秒で迅速な測定が可能です。
3) 外耳道容積、スタティックコンプライアンス、ピーク圧を自動測定。
測定後に自動で印刷・データ転送の設定が可能です。
4) コンパクトでありながら、液晶ディスプレイ、内蔵プリンタを搭載し、特に液晶 ディスプレイは、画面のちらつきが無く、明るく見やすいLEDバックライトを採用しています。
5) 診察台でも場所をとらないB5サイズ(幅260mm×奥行190mm×高さ190mm)の小型、省 スペースタイプです。
6) データ転送機能を塔載。電子カルテ接続ソフトに対応できます。(当社製)

画面例 プローブホルダ 印字例
画面例 プローブホルダ 印字例
ピークに合わせてグラフスケールが変化するオートレンジ機能搭載。
等価外耳道容積1.0mLに目安のマーカーが入ります。
  プローブフォルダは本体の左右どちらでも取り付けられます。  
印刷サイズは2種類選択できます。
small 約50(縦)×57(横)mm
Large 約57(縦)×80(横)mm
 

◆主な販売先
  耳鼻科開業医

◆医療機器認証番号
  インピーダンスオージオメータ「RS−41」:222AABZX00181000


商品の詳細は、こちらのPDFカタログをご覧下さい。

 


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