リオン株式会社
News Release
2011年5月9日


ハンディタイプの気中パーティクルカウンタ2機種を新発売


 リオンは、試料空気の流れを乱さずに、より確実な測定結果を得ることができるよう筐体をデザインしたハンディタイプの気中パーティクルカウンタとして、タッチパネル式の多機能な「KC−52」を5月、シンプルで低価格な「KC−51」を6月から販売を開始します。

■気中パーティクルカウンタについて

 気中パーティクルカウンタは、クリーンルームや半導体製造現場、医薬品・飲料・食料品などの製造・パッキングの工程、病院や医療現場において、その清浄度などを管理するため幅広く使用されています。

 今回開発したハンドヘルドパーティクルカウンタ2機種は、ISO 21501-4(JIS B 9921)に適合し、筐体の表面を流れる試料空気の流れを乱さず、より確実な測定結果を得るとともに、見やすく大きなディスプレイの採用で現場の使いやすさを実現しました。


■ハンドヘルドパーティクルカウンタ「KC−52」の特長
 
「タッチパネル式の多機能なハンディタイプの気中パーティクルカウンタ」

ハンドヘルド
パーティクルカウンタ
(KC-52)




スタンド使用時
(KC-52付属品)

1)

定格流量:2.83L/分

2)

粒径区分:5段階 (0.3μm、0.5μm、1.0μm、2.0μm、5.0μm以上)

3) パスワードの設定で、管理者と使用者の操作範囲を区別出来ます

4) 3.5インチのタッチパネル式カラー液晶パネルを搭載、
表示言語は日本語、英語の選択が可能です
   
測定条件設定画面   測定画面(日本語)   測定画面(英語)

5) データ出力用のUSB端子とSDカードスロットを搭載
 
 
  データリンク端子 SDカードスロット  USB端子

6) 環境に優しい充電池(リチウムイオン電池)を使用

7) KC-52は多点監視ソフトウェアとの組み合わせで、多点モニタリングシステムの構築が可能です

RPモニタ EVO K0505 Ver.3を使用の場合 (オプション)

■ハンドヘルドパーティクルカウンタ「KC−51」の特長
 
「シンプルで低価格のハンディタイプの気中パーティクルカウンタ」
ハンドヘルド
パーティクルカウンタ
(KC-51)



1)

定格流量:2.83L/分

2) 粒径区分は下記から選択することが可能です
 3段階:0.3μm、0.5μm、5.0μm以上 (初期値)
 2段階:0.3μm、0.5μm以上
 2段階:0.5μm、5.0μm以上

3) 3.2インチのモノクロ液晶パネルを搭載
  

4)

環境に優しい充電池(リチウムイオン電池)を使用

5) データ出力用としてUSB端子を搭載

6) TSVダウンロードソフトウェア (KC-51付属品)
  

■使用用途
  1)クリーンルームの清浄度管理
  2)半導体製造現場の環境管理
  3)医薬品・飲料・食料品などの製造工程やパッキング工程の環境管理
  4)病院や医療現場の清浄度管理

ハンドヘルドパーティクルカウンタ KC-52/KC-51と旧製品の比較表(PDF)

製品の詳細は、こちらのPDFカタログをご覧ください。



[微粒子計測器]  [リオン株式会社]