リオンは、「DEAF FEDERATION OF SOUTH AFRICA」(以下:南アフリカろう連盟)に対して、世界の補聴器メーカーの中でも最大規模となる、リオン製高度難聴者用耳かけ型補聴器100台を寄贈し、第16回世界ろう者会議(日程:2011年7月18日から24日、場所:南アフリカ共和国ダーバン市)の贈呈式に参加しました。
贈呈式は、同国際会議の開会式にて行われ、当社の取締役上席執行役員吉川教治が、南アフリカろう連盟の代表 Bruno Druchen氏に寄贈補聴器を手渡しました。
贈呈式の前日にはこの寄贈のきっかけとなったライオンズクラブ国際協会のパーティーがあり、その席上で、吉川教冶が挨拶を行い「この春の震災で世界中から支援をいただいたことに心から感謝し、今回の寄贈が、こうした世界中の支援の輪の一環として、南アの難聴者の方々に少しでも役立ってもらえれば嬉しい」と述べました。
贈呈式で、日本の補聴器メーカーであるリオンからの補聴器寄贈であると紹介されると、会場から割れんばかりの太鼓の音が響きました。
1,000人以上入る会場の各座席には小型の太鼓が置かれていて、拍手のかわりにその太鼓をたたいて喜びを表現していました。
これは高度難聴の方々にも振動が響き、とても会場を盛り上げていました。寄贈した補聴器を多くの方に有効に活用していただけるよう今後も支援していくことをDruchen氏に約束して、補聴器を贈呈いたしました。
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