リオン株式会社
News Release

2012年3月21日

     

ハイエンドモデルのオージオメータ「AA−H1」を新発売

 リオンは、標準純音聴力検査から語音聴力検査、耳鳴検査まで様々な検査機能を搭載し、大学病院、総合病院における精密診断、臨床、研究用に最適なハイエンドモデルのオージオメータ「AA−H1」を開発し、2012年3月21日から発売します。

 今回発売するオージオメータ「AA−H1」は、従来製品「AA−78」の後継機として開発し、操作パネルの視認性の向上や操作ボタンの配置改善に加え、設定画面や検査開始ボタン、ID入力などに日本で初めて※1タッチパネル方式を採用するなど、検者目線での改良を加え、使いやすさを向上しています。さらに「補聴器適合検査の指針(2010)検査用音源※2」を追加するなど、精密診断、臨床、研究用に必要な検査項目や内蔵音源をさらに充実させています。なお、「AA−78」に比べて、横幅を25%小さくし、大幅なサイズダウンも実現しています。

AA-H1

■ 主な特長
 1)検者の操作性を向上
  ・操作パネルの視認性を向上しています。さらに「域値/正答」、「スケールアウト/誤答」ボタンをそれぞれ中央にも配置し、検者の手の動きを最小限に抑え、検査時間の短縮も図れます。
・設定画面や検査開始ボタン、ID入力などに日本で初めて※1タッチパネル方式を採用し、使いやすさを向上しています。

 2)内蔵音源、検査項目の充実
  ・「57−S、67−S語表※2」(語音聴力検査用)に加えて、「補聴器適合検査の指針(2010)検査用音源※2」(音場語音聴力検査用)を新たに内蔵しています。
・標準純音聴力検査、語音聴力検査、耳鳴検査などの検査項目の他、Tone Decay検査を新たに追加しています。

 3)その他
  ・「AA−78」に比べて横幅を25%小さくし、大幅なサイズダウンを実現
・コンピュータなどの外部機器に検査データを転送可能なLANインタフェースを搭載
・音圧レベルが80dB以上になると警告を表示
・電子カルテ対応データベースシステムとの連携が可能
・複数のスピーカの設置が容易(スピーカとアンプは別途必要)

■ 主な検査項目
  標準純音聴力検査、語音聴力検査、耳鳴検査、自記オージオメトリー、音場域値検査、
音場語音聴力検査、域値上聴力検査、幼児聴力検査、方向感機能検査、Tone Decay検査※3

 ※1:日本国内で販売されている海外製品も含め、国内市場で初めて採用。2012年3月現在、当社調べ。
 ※2:「57-S、67-S語表」「補聴器適合検査の指針(2010)検査用音源」の著作権は、日本聴覚医学会に帰属します。
 ※3:新たに追加した検査項目です。
 
■ 用途
  大学病院、総合病院における精密診断、臨床、研究用

■ 医療機器認証番号
  オージオメータ「AA−H1」:224AABZX00023000

製品の詳細は、こちらのPDFカタログをご覧ください。





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