山崎香織はリオンに入社以来、一貫して海外営業の道を歩んできた。当初は新宿勤務だったものの20年以上前から国分寺の本社に勤め、今では住まいも国分寺に。そんな山崎とともにまず向かったのは本社から徒歩1分の、武蔵国分寺公園だ。「青梅マラソンに出ようと決めてトレーニングしていた頃、毎日昼休みにここで走っていたんです。トラックがあるので昼休みにここでランニングしている社員は結構、多いんですよ」 芝生が広がる気持ちのいい円形芝生広場を中心に、巨木や滝なども配置された最高のロケーションだ。山崎によれば、緑の多い本社付近にはおすすめのランニングコースがこの公園の他にも複数あるという。こんな快適な場所で走れば、心身ともにリフレッシュした気分で午後の仕事に打ち込める。「公園から都立多摩図書館まで歩き、敷地内のキィニョン(国分寺発祥のパン屋さん)でコーヒーとパンを食べるのもおすすめです。国分寺は緑が本当に多いし、気持ちよく散歩してるといきなり隠れ家カフェと遭遇することもあって、飽きることがありません。仕事で外国からお客様が来た時には町を案内することもあるんですが、国分寺には案内する場所が多くてとても助かってます。皆さんオフの時間には、緑の多さや雰囲気のいいカフェでのひとときを楽しまれてますね」 その後、万葉植物園で万葉の歌人たちが愛した植物を楽しみ、名水100選に指定されたお鷹の道・真姿の池湧水群を抜け、さらに歩く。リオン本社からほど近い場所であるにも関わらず、その緑の多さにはあらためて驚かされる。 歩いては一休み、そして歩き、カフェで休んでまた歩き。そんな国分寺巡りを提案した山崎に、この町とリオンの関係についてふと聞いてみた。「リオンには、心にいつも余裕があるような人が多いんですよね。リオンの社員はあせらず、じっくり考えて、しっかり行動を起こすというのが私の印象です。そう考えると、やっぱり国分寺に本社があるということは、この会社で働く人々に少なくない影響を与えていると思います。人工的なものばかりに囲まれた町とはやっぱり違う。ゆったりとした空気に包まれながら働いているという感じ。私自身、この会社ではやりたい業務をいくつも担当させてもらってきましたが、頼もしい仲間のおかげで心地よく仕事ができています。新しいアイデアが生まれたり、少しくらい難しい問題があっても頑張ってみようと思えたり。ゆとりを持って仕事や生活をするということはとても大切だと思うし、いつまでも変わらないこの町の空気もとても気に入っています」心に余裕が持てるのはこの町のおかげ17OUR FAVORITE TOWN KOKUBUNJI リオンのスタッフがナビゲート ブラリ、国分寺巡りリオンのホームタウン・国分寺を個性豊かなスタッフがリレー形式で紹介する連載企画。第二回目は 、海外営業を担当するスタッフがリオン本社周辺を巡り歩きながら、国分寺とリオンの関係についてゆるりと考えてみる。武蔵国分寺公園一周500 mの円形芝生広場を中心に美しい巨木や滝、池が広がる。広々とした場所で身体を動かしたり、リラックスしたりするには最高の場所。国分寺市泉町2-1-1My Favorite山崎 香織医療機器事業部 営業部第二販売課所属。補聴器などの機器を海外へ販売する業務を担当。主にアジア等の国々に対してリオンブランドをアピールしながら、幅広く営業活動を行う。❶❸❷❹❶都立多摩図書館内にあるカフェ「キィニョン」。美味しい手作りのスコーンやコーヒーを楽しみながら、まったりできるスポット。ランチタイムにうってつけの場所。 ❷1335年に建立されたといわれる国分寺薬師堂。市の重要有形文化財に指定されたこの場所は一人静かにリラックスするのに最高のスポット。本社オフィスから徒歩5分の場所にこんなスポットがあるのは社員にとってありがたい。❸万葉集に詠まれた約160種もの植物が並ぶ万葉植物園。緑に囲まれたいならオススメのスポット。 ❹散歩をしていると常に水の流れを感じることができるのも国分寺の魅力。水の音で癒やされながら、ゆっくり歩を進めていく。 今回のテーマ[癒やしのウォーキング]ホームタウン!
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