RION Techinical Journal Vol.3
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PROJECT STORY リオンのプロダクト開発ドキュメンタリー美しい水道水を守るために。浄水場で利用される植物プランクトンカウンタ開発の舞台裏HISTORY OF TECHNOLOGY リオンの技術史第三回 加速度ピックアップ物体の振動を精緻に計測 用途に応じて多様な展開 FROM NOW ON リオンの[いま]と[これから]2030年 リオンが見据える補聴器の未来IN THE BACKYARD 技術開発、最前線!あなたの聴力は年齢相応?年齢別の平均聴力を利用した「聞こえチェッカー」で聞こえ年齢を判定TALES OF RION 見聞! リオンの製品とひとびとの暮らし「清潔」を追求した空間へ!の巻FROM OVERSEAS 海の向こうのリオンオランダ編OUR FAVORITE TOWN KOKUBUNJI リオンのスタッフがナビゲートブラリ、国分寺巡り今回のテーマ[国分寺でエネルギー充填!]ACTIVITYリオンの[活動報告]EPILOGUE-SCIENCE, SCIENCE!  リオンスタッフのこだわりコラム理数好きなもので。003粘りに粘って020610121416171820CopyrightⒸ RION All Right Reserved 本誌の一部あるいは全部を無断で転載・公開することを禁じます。表紙作品「振動分析計」片手で持てるポータブルな見た目とは裏腹に測定対象は大きな機械ばかり。小さなボディに様々な機能を持つ点を多様な色でカラフルに表現した。版画家・北嶋勇佑(きたじまゆうすけ)2014年武蔵野美術大学大学院版画コース修了、木版画とモノタイプ(1点刷り版画)の技法をミックスした独自の手法を用いて、親しみのあるモノを題材に1点モノの版画作品を制作する。10月の日経新聞の「私の履歴書」にリチウムイオン電池の発明でノーベル賞を受賞された吉野彰さんが執筆されており、企業の製品開発から市場に出るまでの各々の段階で直面する困難を「悪魔の川」、「死の谷」、「ダーウィンの海」と書かれていたが、今回「XL-10A」の取材に携わり、開発の経緯を聞き、同じ様な思いになった。最後は、「世の中の役に立つ」携わる人々の情熱と執念が大事。華々しい賞は貰えなくても。(山﨑)「ブラリ、国分寺巡り」という本誌随一のユルさを誇る記事を担当しています。当社社員のお気に入りを巡るという、たったそれだけの記事ですが、これがなかなか奥深い。場所であれ、モノであれ、その人の「好き」という気持ち、言わば愛情がそこに詰まっている。その人の大事なものに、大切に触れる思いで、毎回取材に臨んでいます。その期待と緊張感は、この仕事の醍醐味のひとつと言っても過言ではありません。(竹内)編集前記Vol.32021/12

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