これまで数々の製品で社会に貢献してきたリオン。なかでも微粒子計測器は、日本の医療や半導体製造の現場を支え続けている。今回は、国産初の気中微粒子計測器の誕生について当時を知る一人、藤井修二博士とともにその歴史をひもといていく。PROJECT STORY気中微粒子計測器「KC-01」1976年に開発、翌77年から販売を開始した国産初の気中パーティクルカウンタ。最小可測粒径は0.3 µmで、計5粒径の同時計測が可能だった。リオンのプロダクト開発ドキュメンタリー取材・文/岡本典明 撮影/赤羽 佑樹国産初の微粒子計測器、誕生の背景病院の空気清浄を目的に加速した1970年代の微粒子計測器開発2
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