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RIONPARTICLE SENSOR KA-03RIONPARTICLE SENSOR KA-03RIONPARTICLE SENSOR KA-03RIONPARTICLE SENSOR KA-03RIONPARTICLE SENSOR KA-03RIONPARTICLE SENSOR KA-03監視室多点計測システムのイメージ図クリーンルーム内の複数箇所で、空気の清浄度を計測し、監視室で集中管理するシステム。システムデザインにおいては機器の配置や配管、モニター類のラック収納の技術に加え、建築設計・設備設計への知識と経験を必要とする。クリーンルームでの作業イメージ人体の皮膚や毛髪から発塵するためクリーンルーム内ではクリーンスーツやマスク、メガネが必須。使用後は防塵のため専用業者でクリーニングをおこなっている。クリーンルームでの装備フィールドエンジニアが常備しているクリーンスーツに安全帯とヘルメットを装着。工場等での作業はこの装備で行うことが多い。 微粒子計測器とは、0.1マイクロメートル(1ミリの10,000分の1の大きさ)といったチリやホコリを検知する高性能計測器。空気を一定の清浄度に保つ必要があるクリーンルームや病院の手術室、再生医療に欠かせない培養室などで使われている。 半導体はチップにホコリが入ると故障の原因となるためクリーンルームで製造されており、その需要の高まりに比例して微粒子計測器のニーズも拡張してきた。 微粒子計測器は故障の許されないシビアな環境下で働いているからこそ、定期的なメンテナンスや校正(計測器類がきちんと稼働し、正しい測定値を示しているかを確認する作業のこと)が必要不可欠である。校正は、計測器をオフィスに持ち帰り、専用スペースで行うのが通例であるが、特別なオファーがある場合、スタッフが現地に赴いてその場で校正作業をする「現地校正」という手法をとる。 「現地校正の最初の事例は、再生医療を研究する大学病院の培養室からの依頼でした。培養室では安全性を期すため定期的に“バリデーション”と呼ばれる設備の総点検を行うのですが、バリデーションの期間内で計測器の校正も済ませたいという要望があったのです。従来のやり方だと数週間程度はかかってしまうので、それならば我々が現地へ行き、そこで校正作業をしてみようとなったわけです」と話すのは、リオンサービスセンター株式会社に所属する微粒子計測器のエンジニアの唐木一成と五十嵐涼。同様のニーズが他社からもしばしば出てきたため、2017年より現地校正を正式なサービスとして運用することになった。唐木と五十嵐は、この現地校正を一挙に担うフィールドエンジニアのタッグだ。現地校正のサービス開始から二人三脚でこの特殊なタスクを成し遂げてきた。昨年、チームにもう1人加わり、現在は3名で微粒子計測器の現地校正のすべてを行っている。 もう1つ、「多点計測システム」の新規立ち上げや不具合の解消もフィールドエンジニアの出番。多点計測システムとは、多数の計測ポイントで微粒子を計測するシステムのことで「センサ多点システム」と「チューブ多点システム」の2種類あり、前者は常時監視が求められる製薬会社などで、後者は広い敷地を持つ半導体の工場で採用されることが多い。いずれの場合においても多点計測システムを新規設置する際には、現場に即したレイアウトを構築するためにフィールドエンジニアが出動することになる。微粒子計測器クリーンルーム8ダウンタイムを少しでも減らしたい再生医療のニーズが生んだ「現地校正」

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