まずは、お二人の仕事内容について教えてください。 私は、入社以来営業一筋。医療機器事業部に所属し、現在は主に補聴器と医療機器を北海道と神奈川県の代理店に卸す業務を担当しています。また、代理店にリオンの製品をより多く売っていただくためのサポートを行っています。 私は資材部購買課という部署に所属しています。社内の全部署(一部グループ会社も含む)から依頼を受け、決められた資材を期日までにできるだけ安く調達するのがミッションです。半導体のように世界的に不足している資材を調達する時は腕の見せ所。交渉を重ね、なんとか確保できた時にやりがいを感じます。 早速ですが、ずっと気になっていたことがあって。営業では普段いろんな問合せを受けるんですけど、技術関連の相談や売り込みの電話はいつも購買課に回しているんですよ。いきなり開発の人に繋ぐよりもいいかなと思って。大丈夫でしたか? バッチリです! ぜひ今後も繋いでください(笑)。 よかったです(笑)。専門性が高いことを聞かれることもあると思いますが、購買課のみなさんは幅広い知識を身につけていらっしゃるんですね。 私自身はもともと理系の大学を出て計測器の機構設計をしていましたので、機械加工などはそれなりに理解しているのですが、全く分からないジャンルもあります。そんな時は、調達スタッフの中で詳しい人に聞いて対応していますよ。り、自社製品の不具合等でご迷惑をお掛けしてしまっているので、申し訳ない気持ちになります。例えば補聴器の不具合で予定されていたお渡しができなければ、その日を楽しみにスケジュール調整をしてくださったユーザー様やそのご家族様にご迷惑をお掛けしますし、販売店様も非はなくても、お客様に頭を下げて、再度来店予約をお取りいただいています。そのような経験を繰り返さないために、ご指摘内容を社内にフィードバックし、再発防止を心掛けています。 すごいですね。 私も木村さんに聞きたいことがあって。購買課では希望通りに資材が調達できない時に取引先と交渉し頭を下げることがあるんですが、営業だと自分に非がなくても会社の代表としていろいろな状況で謝らなきゃいけないことがあると思うんです。そういう時の心持ちを教えて欲しいです。 自分に非があるか無いかというよ 素晴らしい心掛けですね。 営業は大変なこともありますが、その分喜びを感じることも多いものです。例えば、何か上手くいかなかったときにお客様と一緒に知恵を出し合って問題を解決できたりすると、立場を超えて信頼関係を築けたりします。現在、仕事ではどのような課題を抱えていますか? 「補聴器の普及率の伸び悩み」が課題です。今後は、ニーズが高い機能をリオンの補聴器にもどんどん取り入れつつ、リオンならではの付加価値をつけていかなければいけないんです。そこで、ユーザー・販売店・医療機関・リオンが繋がる「リオネットサークル」(詳細はP.2へ)というWEBサイトを活用した新たなシステムを構築しています。水野さんは「リオネットサークル」のこと、ご存知ですか? 名前は聞いたことがあるんですが、正直具体的に何をやっているのかとか、どのような効果があるのかまでは理解できていません。 購買課と営業部ってなかなか接点ないですもんね。 そうなんですよね。でも、購買課と営業部の接点は早急に作るべきなんですよ。最近、資材部の業務改善活動で浮き彫りになってきたのが、在庫コスト問題です。これまでリオンでは資材を多く安く買って在庫しておくのが通例だったんですが、それだと保管費など様々な費用が発生する上、リスクもある。どうやら必要なタイミングで必要な分を買う方がトータル的に良さそうだと考え方が変わってきたんです。そこで必要なのが営業部との連携です。何がいつどれくらい売れそうなのか、現場に詳しい営業部の意見を踏まえて、生産管理部門により緻密な生産計画を立ててもらい、必要十分な資材を適切なタイミングで購買課が購入する。営業部×生産管理部門×購買課が連携することでお客様にもジャストなタイミングで商品を提供できるようにな10木村 直広医療機器事業部 営業部 第一販売課。2007年の入社以来、15年間医療機器の営業一筋。医用検査機器の病院営業を経て、現在は北海道と神奈川の補聴器代理店のサポートを行う。、FUTURE TALK ミライの技術、
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