小型騒音計「N-1101」リオン株式会社蔵1955年、マイクロホンやイヤホンのセンサ類、補聴器などの音響製品を生産していたリオンは、それらの製造技術と小林理学研究所の研究成果を活かしながら、測定範囲45 ~ 130ホンの小型騒音計「N-1101」を発売。付属品の校正音源は、砂時計式になっている。各都市の騒音対策や産業衛生、騒音関係の研究者などに広く採用され、好評を博した。以降リオンは東京都の公害研究所をはじめとする行政機関および小林理学研究所と連携しながら、より優れた騒音測定器を開発、提供することとなる。撮影/赤羽 佑樹進化する、音響と振動の技術The World Of Acoustics
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