編集前記表紙作品聴力検査室は心の緊張をやわらげる優しい舞台のようです。柔らかな光に包まれた室内には、洗練された検査機器としなやかなケーブルが静かに並び、補聴器を選ぶときも、調整を重ねるひとときも、訪れた瞬間からまるでそっと音を届け続ける温かな手の中にいるように感じます。ここで聴覚が丁寧に測られ、繊細な調整を経て、心に響く豊かな聴こえへの扉が静かに開かれていく。そんな入口を描きました。(リオネットセンター新宿にて)版画家・北嶋勇佑(きたじまゆうすけ)2014年武 蔵 野 美 術 大学大学院 版 画コース修了、木版画とモノタイプ(1点刷り版画)の技法をミックスした独自の手法を用いて、親しみのあるモノを題材に1点モノの版画作品を制作する。Copyright Ⓒ RION All Right Reserved 本誌の一部あるいは全部を無断で転載・公開することを禁じます。Vol.12からRION Technical Journal の編集に携わり、今回初めて写真撮影に立ち会いました。社内で一時的に組んだスタジオでの撮影だったのですが、被写体の配置の調整や被写体からの反射までを考慮した光の調整など、少しの違いで写真になった際の大きな説得力の違いにつながるプロの技術を目の当たりにしました。記事の技術だけでなく、その技術を適切に伝えるための写真や編集の技術にも思いを馳せて楽しんでいただければ幸いです。(伊東)RION Technical Journalをご覧いただき、ありがとうございます。今号より事務局として参加しており、いろいろな取材に立ち会いました。かなりの長い年月をリオンで過ごしておりますが、初めて触れる内容も多く、毎回わくわくしています。セグメントにより内容は様々ですが、掲げた目標を達成すべくみんな全力で臨んでいます。取材を通して感じた、リオン社員や関係者みなさまの「情熱!」も本誌でお伝えできたら嬉しいです。(田中)リオン meets 国分寺今回のテーマ : 街を表現する庁舎理数好きなもので。No.009 勾配降下法PROJECT STORY リオンのプロダクト&サービス開発ドキュメンタリー世界的な楽器メーカーが挑んだ前代未聞! 静かな電子ドラムの開発RION QUALITY リオンのプライド — 品質に懸ける[情熱]と[技] NEW&RARE PRODUCT COMING リオン製品のオモテとウラ この製品、ココがすごいんです!第5 回 気中パーティクルカウンタ KC-52ATALES OF RION 見聞! リオンの製品とひとびとの暮らし巨大ダムを見守る地震計! の巻IN THE BACKYARD 新規事業開拓、最前線!ACTIVITYリオンの[活動報告]WITH THE LICENSE OF… 資格と仕事第 5 回 : レーザ機器取扱技術者OUR FAVORITE TOWN, KOKUBUNJI リオンのスタッフがナビゲートEPILOGUE SCIENCE, SCIENCE! リオンスタッフのこだわりコラム[金型]の設計と製作〜極限の技と、あくなきこだわり〜『騒音障害防止ナビ』(仮称)研究開発の舞台裏「聴力検査室」2025/8 Vol.1402 0610121416181920
元のページ ../index.html#3