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医療関係・補聴器販売店の方及び難聴教育関係者の皆様へ
インピーダンスオージオメータ「RS-H1」を新発売

2014年12月19日

RS-H1

リオンは、チンパノメトリーのプローブ音に新生児に適した検査が可能な1000Hzを搭載するなど、多様な検査に対応する臨床・研究用に最適なインピーダンスオージオメータ「RS-H1」を開発し、2014年12月25日から販売を開始します。

今回発売するインピーダンスオージオメータ「RS-H1」は、従来製品「RS-22」の後継機として開発し、機能性と操作性を高めた臨床・研究用多機能高級タイプです。検査は、自動スタート、手動スタートを選択でき、チンパノメトリー、レフレックス(耳小骨筋反射検査)の両方の自動測定を連続して行えます。さらに、レフレックス測定で圧力を設定できる外付けのメカニカルポンプ(「RS-22」ではオプション)を標準付属しています。

※インピーダンスオージオメータ:中耳の音響インピーダンスを測定し、中耳伝音障害の識別や神経疾患の部位別診断に使われる機器

主な特長(従来製品「RS-22」から追加された仕様・特長)

1)1000Hzのプローブ音を搭載し、新生児に適したチンパノメトリーが可能です。

2)チンパノメトリー(226Hz、1000Hz)とも左右、または5データの重ね書きが可能です。

3)LANインタフェースを搭載しています。データ連携システム等がPCにインストールされていなくても、検査結果の画像をPCに転送することが可能です 。

4)カードリーダー、バーコードリーダー対応です。

5)横幅約350mm、奥行約295mmで省スペース化を実現しています。

6)タッチパネルで簡単操作を実現し、設定やID入力に対応します。

7) チンパノメトリーではグラディエントの測定が可能で、ピークの急峻さがわかりやすくなりました。

8)レフレックスAUTO時は「実波形表示」の他に「簡易表示」も選択可能です。

9)潜時時間(レフレックス検査(LATENCY))の計測がより便利になりました。同側画面と反対側画面のカーソルを独立して設定することができ、それぞれの潜時時間を表示しておくことが可能です。

10)内蔵の圧力設定サーボアンプの他に外付け(付属)のメカニカルポンプを用いてレフレックス測定の圧力設定が可能です。

11)より使いやすく改良されたイヤープローブを採用し、ハンドヘルドからヘッドセットへの移行がスムーズです。

12)本体にプローブホルダを装備し、イヤープローブをすっきり収納できます。

13)当社基準の有害化学物質を含有していない環境にやさしいグリーン製品です。

継承している主な特長

1)チンパノメトリー、レフレックス検査の連続自動検査が可能です。検査スタートは「手動」「自動」が選択可能です。

2)レフレックス検査では、5つのモード(AUTO、MANUAL、ADD、DECAY、LATENCY)を搭載しています。

3)検査結果は検査項目、検査耳ごとに内部メモリに記憶でき、一括プリントアウトが可能です。

4)電子カルテ対応データベースシステム、開業医向け電子カルテ接続ソフトとの連携が可能です。

主な検査項目

チンパノメトリー、レフレックス

医療機器認証番号

インピーダンスオージオメータ「RS-H1」 226AABZX00148000

主な用途

医療機関などにおける臨床・研究用