リオンは、「医療」と「環境」をテーマとして3つの事業で構成されています。医療機器事業では、「補聴器・聴能設備機器」「医用検査機器」、環境機器事業では「音響・振動計測器」、微粒子計測器事業では「微粒子計測器」を展開し、その製品は国内外で高く評価されています。
「すべての行動を通して“人へ” “社会へ” “世界へ”貢献する」という企業理念は製品を通じても表現されています。
見たことがない、と思われるかもしれないリオンの製品ですが、どんな場面で活躍しているかを知れば、もっと身近に感じられるはずです。
日本初の量産型補聴器発売から70年以上、リオネット補聴器は、お客様の言葉によるコミュニケーションを支えてきました。目立たず快適な装用感をもたらす「小型化」や一人ひとりの聞こえに合わせた音作りを可能にする「デジタル化」、様々な生活シーンで使える「防水化」など、業界をリードする先進技術によって、リオネット補聴器はさらに進化を続けています。
リオンは、先進の診断技術の普及によって、難聴治療に携わる医療関係者の皆様を支援しています。オージオメータ、インピーダンスオージオメータ、耳管機能検査装置、眼振計、誘発反応検査装置(ABR)など、リオンが提供する各種医用検査機器は、その先進機能はもちろん、毎日の使用に耐えられる堅牢性や使いやすさ、日本全国に行き渡るサポート体制によって、高い評価をいただいています。
道路交通騒音、工場騒音、建設工事騒音、航空機騒音など様々な騒音を監視する騒音計から、工場設備の保守保全や製品開発における性能試験、振動公害への対応に欠かせない振動計、そして社会インフラの保全に貢献する地震計まで…。リオンの音響・振動計測器は、環境行政や産業の多彩なニーズにきめ細かくお応えしています。
エレクトロニクス産業のクリーンルームに欠かせない気中パーティクルカウンタから、医薬品、食品の製造過程の高度な清浄度を保つ液中パーティクルカウンタまで、日本の製造業を支える様々なタイプの微粒子計測器を提供しています。行政や業界の規制・規格への素早い適応や、ネットワーク化、生産システムとの連動といったお客様ニーズへの対応が高く評価されています。