当社製医用検査機器の検査結果を院内情報システムへ送信するソフトウェア
「聴覚検査結果支援システム「メディレポ(MediRepo)」を発売
2018年03月19日

オージオメータ等の当社製医用検査機器で検査した結果を医療機関の院内情報システムへ送信するソフトウェアとして、「メディレポ(MediRepo)」を2018年3月20日から発売します。本ソフトウェアはオプション(使用ライセンス)の利用により院内情報システムの規模や使用環境に応じて、機能をカスタマイズすることが可能なシステムです。
なお、本ソフトウェアは、当社製医用検査機器を導入している大学病院、総合病院から小規模病院までの幅広い医療機関を対象としています。
当社は、医療機関における電子カルテの導入がはじまった2000年頃から、院内情報システムと当社製医用検査機器を接続する電子カルテ接続ソフトウェアを販売しており、現在は大学病院、総合病院向け「DF-60シリーズ」と開業医向け「DF-70」を展開しています。
「メディレポ(MediRepo)」は、長年蓄積してきた医用検査機器の開発・製造・販売に関するノウハウや、耳鼻咽喉科医師や検査技師からの様々な要望を反映し、医療現場での使いやすさを追及したソフトウェアです。
「メディレポ(MediRepo)」の役割
- 当社製医用検査機器で検査した結果を医療機関の院内情報システムへ送信します。
- 医師からの検査オーダ(検査依頼)や検査技師などからの検査終了報告を、検査結果とともに医療機関の院内情報システムと連携し、それらの送受信を行います。
主な特長
1)院内情報システムの規模や接続する検査機器、また必要とする情報に応じて、機能をカスタマイズすることができます。そのため大学病院、総合病院などの大規模病院から小規模病院までの院内情報システムに対応することができます。(新機能)
2)「メディレポ(MediRepo)」は、当社で用意する全ての機能を搭載したソフトウェアとなっており、インストール後、 必要な機能の使用ライセンスをご購入いただくことで、その機能を利用することが可能となります。従って、機能を追加するたびに新たなソフトウェアをインストールする必要はありません。(新機能)
3)検査データ、年齢・性別などの患者情報、オーダ情報の管理・閲覧などは、これまで別々のソフトウェアを使用しており、その都度起動する必要がありました。「メディレポ(MediRepo)」は、これらの情報を一元管理しているため、各種データの管理・閲覧が本ソフトウェアひとつで簡単に行えます。(新機能)
4)操作画面は、操作ボタンを絞り込んだことにより見やすくなり、直観的な操作を実現しています。さらに検査レポートのフォーマットは、ユーザーからのご要望を反映し、より使いやすく見やすく改良しています。(新機能)
5)医師の閲覧に特化した「ビュアーモード」を搭載し、診療時間の短縮に貢献します。
6)現在と過去の検査結果は、「重ね書き」、「並べて比較」などの多彩なプレビュー画面での閲覧が可能となり、経時的な変化や補聴器装用効果の有無などを素早く捉えることができます。※オージオグラムなどの表示対応可能な検査項目に限る
7)医師の研究用として、複数の患者の聴覚検査データを聴覚レベル、年齢、診断例など条件別に抽出し、テキストデータとして出力することができます。(新機能)※オージオグラムのみ