印刷

文字サイズ

  • 小さく
  • 標準
  • 大きく

「日越聴覚検査センター事業に関する報告会」を開催

2018年08月03日

リオンは、2018年7月25日、ベトナムの首都ハノイにおいて、国立バックマイ病院(以下、バックマイ病院)とともに、同病院への協力事業として過去2年にわたり実施してきた日越聴覚検査センター事業に関する報告会を開催しました。本報告会は、ベトナム保健省、日本大使館、国際協力機構(以下、JICA)ベトナム事務所の後援を得て、日越外交関係樹立45周年事業の一環として行われました。

本事業は、JICAの支援のもとバックマイ病院に開設した聴覚検査センターにおいて、当社が提供した聴覚検査機器による診断を行い、難聴者に対して補聴器を調整・提供することで、難聴の早期発見をはかるものです。また、奈良県立医科大学と連携し、医師や看護師への研修・教育による人材育成も進めました。この結果、聴覚検査センターでは2年間で延べ24,200名が検査を受け、1,268名が補聴器を試聴し、難聴の早期診断と難聴者の生活改善に貢献しました。

当社は、本年5月、ベトナム国家主席訪日の機会に、バックマイ病院との間で現在建設中の第2バックマイ病院への協力についても合意しており、本事業の経験とベトナム保健省やバックマイ病院との緊密な協力関係を踏まえ、このモデルを他の病院にも展開していく方針です。

主な取り組みと実績

  • バックマイ病院に当社のオージオメータなどの聴覚検査機器を備えた日越聴覚検査センターを開設し、駐在技術者による聴覚検査機器の取り扱いを医師と看護師に指導。
  • 聴覚検査センター内に、補聴器フィッティングルームを開設し、医師の診断に基づく試聴効果を確認のうえ、適切な補聴器の提供とアフターケアを実施。
  • 聴覚検査センターの開設により、2年間で延べ24,200名が検査を受け、このうち1,268名が補聴器を試聴。乳幼児の難聴の診断・早期発見も可能となった。
  • 奈良県立医科大学の耳鼻科医師(延べ6名)がベトナムを3回訪問し、バックマイ病院及び傘下の病院の医師に向けた指導・講演を実施。また、ベトナム全土の3割にあたる約250名の耳鼻科医師が参加する北部ベトナム耳鼻科学会において、講演を実施。
  • バックマイ病院の耳鼻科医師4名が、奈良県立医科大学耳鼻咽喉科医局において、それぞれ2ヵ月半(4名で延べ300日)にわたる研修を受ける。また、医師4名に看護師4名を加え、奈良県立医科大学で聴覚検査・診断技術のトレーニングや耳鼻咽喉科臨床現場での実習を行うとともに、リオン本社及び八王子工場において補聴器の製造工程やフィッティング(調整)に関する視察・研修を実施。

報告会の概要

  • 主 催 バックマイ病院、リオン株式会社
  • 後 援 ベトナム保健省、在ベトナム日本大使館、JICAベトナム事務所(日越外交関係樹立45周年事業として開催)
  • 日 時 2018年7月25日(水) 9:00~11:30
  • 会 場 バックマイ病院 大会議室
  • 出席者 約40名(バックマイ病院、在ベトナム日本大使館、JICAベトナム事務所、奈良県立医科大学ほか)

(前列左より、奈良県立医科大学 細井理事長・学長、当社代表取締役社長 清水健一、在ベトナム日本大使館 麻妻公使、バックマイ病院 アイン院長、JICAベトナム 小中所長)


今後の協力に関する覚書の交換


(左)当社代表取締役社長 清水健一、(右)バックマイ病院 アイン院長