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~補聴器普及率の向上と健康長寿社会の実現を目指す~
「補聴器普及に向けた取組み」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

2024年10月17日

リオンは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞において、「補聴器普及に向けた取組み」が2024年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。
パナソニック株式会社とのアライアンスの締結により、両社の強みを活かし、AIなどを搭載した次世代補聴器「リオネット2」を開発したことに加え、簡易的に聞こえの状態を測定できるツールの活用や全国での聞こえセミナーの実施などを通じて、難聴を知る機会を創出し啓発活動を行ったことが評価されました。今後、一層補聴器の普及拡大に取り組み、共に健やかで自立した生活が送れる「健康長寿社会」の実現を目指してまいります。


2024年度グッドデザイン賞受賞

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント(全文)

    この次世代補聴器は、補聴器普及率の向上と健康長寿社会の実現を目指した取り組みの一環から生まれている。両社の技術と知見を集約し、AI搭載の補聴器が騒音下でもクリアな音声を提供するなど、聞こえの質を飛躍的に向上させた。また、耳かけ型と耳あな型の補聴器は、充電式や長時間の使用が可能で、使いやすさにも配慮されている。LE Audio対応などの新機能により、公共施設での使用も視野に入れた設計となっており、ハードウェアとソフトウェアを融合したユーザーの生活を豊かにするデザインと機能が両立している。補聴器市場に新たな価値をもたらし、社会的にも大きな意義を持つ共創プロジェクトである。

2024年度グッドデザイン賞受賞展 「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」 に出展

    本年11月1日(金)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」において、本年度受賞デザインとして紹介されます。

  • 会期:11月1日(金)~11月5日(火)
  • 会場:東京ミッドタウン(東京都港区)

グッドデザイン賞とは

    グッドデザイン賞は、1957年に旧通商産業省(現経済産業省)によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」(通称Gマーク制度)を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、身の回りのさまざまな分野から見いだし、広く伝えることを目的としています。世界でも有数の規模と実績を誇るデザイン賞として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加するとともに、よいデザインを社会に広める運動としても多くの人びとから支持されています。