ニュースリリース
公益社団法人日本プラントメンテナンス協会主催
振動分析プログラム「SX-A1VA」がTPM優秀商品賞を受賞
2018年05月18日

リオンのタブレット型の多機能計測システム「SA-A1」に搭載する振動分析プログラム「SX-A1VA」が、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が主催する「2018年度TPM優秀商品賞」を受賞しました。
なお、このTPM優秀商品賞は、メンテナンス機器に関する新技術の開発を奨励し、メンテナンス技術の進歩を促進するために制定された審査・表彰制度です。このたび優秀商品賞の中でも、アイデアと先行性・独創性に優れている商品として、開発賞を受賞しました。
右の写真:振動分析プログラム「SX-A1VA」を搭載したタブレット型の多機能計測システム「SA-A1」
受賞商品について
当社は、機械設備の設備診断を始め、環境騒音、環境振動、産業分野での音響振動解析など、幅広い分野での活用を目的としたタブレット型の多機能計測システム「SA-A1」を開発し、2014年10月から販売を開始しています。
このたび受賞した振動分析プログラム「SX-A1VA」は、振動による設備診断に特化しており、上記「SA-A1」へ搭載することで、産業機械の設備診断、振動監視などで使用する機械振動測定の専用器となります。振動測定の初心者でも導入しやすい計測器として開発を行い、「軽量、小型で可搬性のよい計測器」「直感的な操作性」「測定シーンに応じたシステム構成が可能」などの特長を備えています。
自動車・自動車部品メーカー、機械メーカー、化学材料メーカーなどに加え、重工業、造船業、電機製造業、電子部品製造などへの需要拡大を見込んでいます。
(参考)タブレット型の多機能計測システム「SA-A1」について
「SA-A1」 は、一つのハードウェアを所有しておけば、インストールされたアプリケーションソフトウェアの切り替えにより、振動計、周波数分析器、データロガーなど複数の機能を実現できるプラットフォーム型の計測器です。これにより、異なった用途の計測器(ハードウェア)を複数台持つ必要がなくなり、コストを大幅に削減することができます。
さらにタブレット型の計測器であるため、タッチパネルによる操作を可能としたほか、表示部、操作部、センサ入力部が一体型となり、測定現場でのバッテリー交換も可能です。また、有線および無線LAN の機能も有しており、遠隔での振動監視や多点測定にも対応できます。
2014年10月に市場へ投入以来、国内をはじめ海外市場から高い評価を得ています。
TPM優秀商品賞/開発賞について
主催:公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会
目的:メンテナンス機器に関する新技術の開発を奨励し、メンテナンス技術の進歩を促進することを目的とします。
種類:開発賞、実効賞の2つの賞があります。
公式サイト:https://www.jipm.or.jp/