医用検査機器や微粒子計測器、地震計などの設計を行っています。3D CADを用いて、機構部品はもちろん、本体のデザインまで行います。そして、完成した製品が組立てやすいかどうかの確認や落下試験等の検証を行うことが主な業務です。
日々の業務では、思い通りに設計が進まないことや、失敗など苦労することも多くあります。問題が起こった際には、協力会社の方と一緒に試行錯誤することもあります。
しかし、その苦労を乗り越えたからこそ、設計したものが形になったときには達成感があります。
何よりも、自分自身が設計した製品をお客様が使って下さることを考えると、大きな喜びがあります。
入社1年目は製造部門で騒音計の組立・調整を行っていました。自分の作業ミス一つで、お客様からの信頼を失うことがあってはならない、ということを意識し業務に励んでいました。
現在は製品を設計する立場になったからこそ、“組み立てづらくないか”など、製造部門に居た経験や知識を活かしたいと思っています。
学生時代には構音障害をテーマに研究をしていました。研究を通じ、当たり前にコミュニケーションがとれることの幸せを感じ、“音と福祉に関わる仕事がしたい”という思いに繋がりました。
また、学外ではバンド活動をしていました。多くの人と関わる機会、企画することの難しさ、人を楽しませる喜びなど、そこから得た経験等は、今でも様々な場面で生きています。
