補聴器の開発業務全般に携わっています。企画書から設計仕様を立案し、実験を重ねて部品の選定・配置の検討を行い、設計図を作ります。試作部品が揃ったら組立をして、ハードとソフトを調整しながら試作と検証を繰り返し、製品として仕上げていくという流れです。補聴器の構成部品の中では電気回路設計担当でもあります。
自分で開発した製品が形になり、カタログに掲載され、店頭に並び、街中で使われている方を目にした時にはやはり嬉しいです。自分の仕事が社会の役に立っているのだという実感がわき、今までの努力が報われた気持ちになれます。特に補聴器は生活になくてはならないものですので、よりやりがいを感じます。
入社当初は補聴器の製造部門に所属していました。量産工程で補聴器の組立をしたり、委託先工場で発生する問題の対応をしたり、初期不良で返品された製品の不具合解析などを行っていました。安定した品質で生産し続けることの大変さを知ったことや、製造現場で必要な「改善」の考えは、現在の業務にも活きています。
数年前にカメラを購入してから写真を撮ることが好きになり、国内だけでなく海外にもよく行くようになりました。撮影旅行を通じて様々な文化に触れることができるのも良い刺激になります。会社の写真部にも所属していて、撮影合宿や社内展示をすることもあり、写真を通じて社内の親睦を深めるきっかけにもなっています。
▲ヴェネツィアで撮影した写真